2014月9月の記事 一覧
京都の本
最近、出会った本が
すごく素敵だったのでご紹介させていただきたいと思います。
【水の都、京都】
京都には鴨川、白川など、暮らしの中に水を感じます。
四季を感じる水の流れには心を癒されます。
この本には京の水を生かした、
「食」「住まい」「工芸」の事が書かれていて、
京都の街中を散歩するように読める本でした。
(お写真が美しいです!)
【楽しき愛しきお誂え】
京都で着物や小物など様々なものを、
「お誂え」する、楽しみが書かれています。
何より、 著者「永松 仁美さん」のとっても素敵なお人柄を感じました。
まだまだ知らない事がたくさんある!と勉強になる本でした。
これから、京都に訪れる方、今、お住まいの方にも
おすすめの本です。
LSTウエディング西川 徳子
孤篷庵
作庭家、建築家、そして茶人としても有名な
小堀遠州が建立した大徳寺孤篷庵(こほうあん)が
現在、特別公開されています。
私も何度か拝観させていただいたことがあるのですが、
忘筌(ぼうせん)と呼ばれる茶室からのお庭の景色はとても美しく風情があります。
10月9日まで公開されていますので
お近くの方、京都にお越しになる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
http://www.icom-kyoto.co.jp/temple/kohoan.html
インテリアプランナー 古角 尚也
かみ添さん kamisoe
京都西陣にある「かみ添」さん。
工芸品である、唐紙に伝統の柄や独自のセンスのデザインを、
『型押し』という技術で
版木を使い、手摺りにより文様を写し、
襖紙や便箋、カードなどを作られるお店。
・手に取った便箋は本当に繊細。
光によって見え方が変わります。
手間をかけて丁寧につくられた紙。
大切に使おうと思う。
昔、子供の時に紙を無造作にくしゃっとまとめて捨てた時、
祖母に「紙は神様やから、ちゃんと折って捨てなさい」と
しかられた事を思い出しました。
何でもインスタントに作られ、
E-mail、SNSですぐにつながる時代に、
こういったものを見て、
「物をたいせつに扱う」「時間をかける」
という、大事なことに改めて、気づかされました。
LSTウエディング西川 徳子
感じる、秋
9月に入り、朝・晩と過ごしやすい季節となりましたね。
8日は、中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)でした。
この日は、月を楽しみ、
収穫への感謝の気持ちを表す日であります。
わたしも、丸いお月様を見上げましたが、
昔、貴族は、月を直視することはなく、
舟にのり、湖に映る月を楽しんだとか・・・
とても風流ですね。
「ierre」でも秋のお花が迎えてくれます。
【秋の実、銀ばら】
秋へと移ろう、今の季節をゆっくりと楽しみたいと思います。
LSTウエディング 西川 徳子