日々のこと

母からの着物

先日、久しぶりに着物を
きる機会がありました。

実家の母が用意してくれた着物は
淡いピンクの着物。
私の着物ではありませんでした。

『私にはもう派手やから
アンタように直した』と、
母が自分の着物を
仕立てに出してくれていたのです。

いつ袖を通すかわからないのに、
知らぬ間に
そんな事をしてくれていて
とても嬉しく、
なんだか涙が出そうでした。

お客様の中には、
祖母様やお母様から譲り受けた着物を
結婚式でお召しになられる
花嫁様がおられます。

代々受け継ぐことができるのは、
着物ならではですね。

LSTウエディング 西川 徳子