今年もあと数日となりました。
京都の中心部にある「錦市場」では、
おせちの食材を求める人々で活気づいています。
市場は約400年の歴史があり、390メートルの細長い商店街。
魚、京野菜、京漬物、
お湯葉さん、菓子など旬の食材が揃っていて、
プロの料理人さん、地元の方、観光客の方が訪れられます。

錦市場では本物の食材と京の食文化に触れる事が出来ますよ。
LSTウエディング 西川 徳子
凍りつくような寒い日々がつづく京都です。
そんな中、祇園小石さんに参りました。
【祇園小石さん】
冬になると必ず食べたくなる、小石さんのおぜんざい。
上品な甘さ、少しこげているお餅、とても美味しいです。

帰り道の祇園で、懐かしいものに目が留まりました。
お正月、子供の頃によくもらった「福玉」です。
本来は舞妓さんたちが、「おことうさん」の年末のご挨拶の際に
お茶屋さんからいただくものだった縁起物だそうです。
【福玉】
直径約20㎝のピンクと白の球で、皮はおもちです


除夜の鐘を聞いてから、中を開くのが風習で、
中には縁起物が入っています。
ミニチュアの蔵なら「蔵が建つほどお金が儲かる」
タンスなら「衣装が増える」などといって
新年を占ったそうです。
福玉をあげた甥っ子はすぐに開けてしまいました(^^)
新年の行事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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久しぶりに、祇園東山にある
「レストランよねむら」さんに参りました。
お料理の品々どれも美しく、
和と洋の食材の
意外な組み合わせや、
食感に美味しい驚きの連続でした。
・シェフ米村さんの抜群のセンスのお料理!




大切なゲストへ贈る引菓子として人気のある、
よねむらさんのクッキー、こちらも絶品です。

また来年も必ず来たいです!
素敵な夜をありがとうございました。
LSTウエディング西川 徳子
毎年、12月1日、北野天満宮では
約400年前に豊臣秀吉が催した北野大茶会をご縁に
神事「献茶会」が行われています。
そこで、京都の伝統を守る上菓子仲間で結成されている
「菓匠会」さんの展示会を拝見しました。
・今年の展示会のテーマは「師走」
お菓子の色や形で、京の師走の風景が目に浮かびます。


鍵善さんの銘「おことうさん」は漢字で「お事多さん」。
12月13日、京都では「事始め」。
この日よりお正月の準備で忙しくなる、
ねぎらいの挨拶の言葉として使われていた、京言葉。

事始めの日、曇天の冬空の下、
色鮮やかな芸舞妓さんが、
お世話になった師匠への挨拶まわりの、
イメージで作られたそうです。
京菓子の表現力は無限ですね。
LSTウエディング 西川 徳子
LSTスタッフと一緒に、
東山にある「永観堂」さんのライトアップを
見に行きました。
京都に住んでいながら、あらためて
ライトアップを見たのは数年ぶり。



雅楽の雅な音色と紅葉が幻想的で
本当にキレイでした。
まだまだ、見頃ですので
是非、行って見てくださいね。
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東山、皇室に縁のある、御寺 泉涌寺さん。(みてら せんにゅうじ)
お庭の紅葉がとても美しいです。


境内には仏殿・仏像・絵画を見ることが出来 、
鎌倉時代に華開いた、仏教文化に触れる事ができます。
訪れる方も、さほど多くなく、
静かに紅葉が見れますよ。
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弘道館にて「菓子の展覧会」を拝見しました。
テーマは「琳派」。
約60点の公募より、入選された作品は
デザインが新しく美しいものでした。


琳派の世界を京都の文化が凝縮された
京菓子に表現する事は
とても難しい試みだったと思うのですが、
自国の文化を学び、自分らしく形に表現していく事が
すごいと思いますし、
私も、より日本の文化が知りたくなりました。
(琳派・・・桃山後期から近代まで、
発展した手法の一流派。絵画の背景に金や銀を用いた大胆なデザインが特徴)
LSTウエディング西川 徳子
10月28日 、29日 、祇園甲部歌舞練場にて
5年に1度の「京名物百味展」が開催されました。
会場は大勢の方で賑わっていました。
1949年に百味会が結合され 、
料理、和菓子 、嗜好品の加盟店が
自慢の品をもちより、記念展を催されます。
【歌舞練場】

【京都老舗の名品がずらり!】



色とりどりの料理、器 、秋らしい繊細な和菓子 、
どれも美しいものばかり。
京の都と共に発展した、食文化 、
あらためて、すごいと思う展示会でした。
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