2014月12月の記事 一覧
お正月の縁起物
凍りつくような寒い日々がつづく京都です。
そんな中、祇園小石さんに参りました。
【祇園小石さん】
冬になると必ず食べたくなる、小石さんのおぜんざい。
上品な甘さ、少しこげているお餅、とても美味しいです。
帰り道の祇園で、懐かしいものに目が留まりました。
お正月、子供の頃によくもらった「福玉」です。
本来は舞妓さんたちが、「おことうさん」の年末のご挨拶の際に
お茶屋さんからいただくものだった縁起物だそうです。
除夜の鐘を聞いてから、中を開くのが風習で、
中には縁起物が入っています。
ミニチュアの蔵なら「蔵が建つほどお金が儲かる」
タンスなら「衣装が増える」などといって
新年を占ったそうです。
福玉をあげた甥っ子はすぐに開けてしまいました(^^)
新年の行事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
LSTウエディング 西川 徳子
レストラン よねむらさん
久しぶりに、祇園東山にある
「レストランよねむら」さんに参りました。
お料理の品々どれも美しく、
和と洋の食材の
意外な組み合わせや、
食感に美味しい驚きの連続でした。
大切なゲストへ贈る引菓子として人気のある、
よねむらさんのクッキー、こちらも絶品です。
また来年も必ず来たいです!
素敵な夜をありがとうございました。
LSTウエディング西川 徳子
菓匠会 「師走」
毎年、12月1日、北野天満宮では
約400年前に豊臣秀吉が催した北野大茶会をご縁に
神事「献茶会」が行われています。
そこで、京都の伝統を守る上菓子仲間で結成されている
「菓匠会」さんの展示会を拝見しました。
・今年の展示会のテーマは「師走」
鍵善さんの銘「おことうさん」は漢字で「お事多さん」。
12月13日、京都では「事始め」。
この日よりお正月の準備で忙しくなる、
ねぎらいの挨拶の言葉として使われていた、京言葉。
事始めの日、曇天の冬空の下、
色鮮やかな芸舞妓さんが、
お世話になった師匠への挨拶まわりの、
イメージで作られたそうです。
京菓子の表現力は無限ですね。
LSTウエディング 西川 徳子