京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2013月12月の記事 一覧

美御前社(うつくしごぜん)

八坂神社さんに、美御前社(うつくしごぜん)があるのをご存知でしょうか。
こちらは美の神社として、祇園の舞妓さん芸妓さん、美容関係のお仕事の方が訪れる場所です。

・美御前社(うつくしごぜん)

美の神様として、知る人ぞ知る社です
市杵島比売神(いちきしまひめ)、多岐理比売神(たぎりひめ)、
多岐津比売神(たぎつひめ)の宗像三女神(むなかたさんじょじん)がお祀りされています

『古事記』には、姉・天照大御神(アマテラスオオミカミ)が弟・素戔嗚尊(スサノオノミコト)より、潔白を示すさいに譲りうけた、
「十拳剣(とつかのつるぎ)」を、三段に打ち折り、天之真名井に振りすすいだ時に生じた神々だと記されています。

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・心から美しくなる水「美容水」
神水が湧き出ていて、お肌や健康だけでなく、内面から美しくなる水として親しまれています

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ある方に、結婚式は女性(新婦様)を美しくするお仕事と伺い、
八坂神社さんの本殿に参拝の後、、必ず参るようになりました。

外見はもちろん、内面から輝きたい方にはおススメの神社さんです、
八坂さんに行かれた際は是非訪れてみてください(^-^)

京の名水「染井の井戸」

京都御所の東側に佇む梨木神社は
明治維新に貢献した
三条実萬(さねつむ)公と実美(さねとみ)公をお祀りした神社さんです。

緑に囲まれた神秘的な空間の本殿では
静かにお式を行いたい方に人気です。

・梨木神社

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また、「萩の宮」とよばれるほど、萩の名所であり
境内の「染井の井戸」のお水は、甘くまろやかな味で茶の湯にむき、
京の名水として知られています。

「染井の井戸」・・・かつて文徳天皇の皇后明子様の里御所の跡にあり、
           宮中御用の染所の水として使われた由緒ある井戸です

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今日も次から次へと、お水を汲みに人々が集まっておられました。

長い時を越え、今なお愛される場所、
これからも残したいですね。

 

京都 南座 「まねき」

 

南座は祇園のシンボル。

京都で育ち、数えきれないくらい通った場所だと思います。

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毎年恒例の「まねき」が上がっています。

この「まねき」の意味を初めて知りました。

「まねき」は顔見世興行に出演する役者の名前を書いた看板のことで、

なぜこの時期に出すかというと、

江戸時代に、歌舞伎役者の契約が年俸制で旧暦11月から翌年10月までの1月の契約だったとか。

そのため、現在、毎年11月初めに各座の新たな顔ぶれが口上を述べることを「顔見世」と称され、

11月25日前後の期日に「まねき」が上がるそうです。

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まねきは厚さ1寸(約3センチ)、長さ1間(1.8メートル)、幅1尺(約30.0センチ)のヒノキの板で、

南座独特の勘亭流の字が使われているそうです。

「大入りになるように」と縁起を担ぎ、隙間なく内側にむかってかかれているそう。

意味を知ると、より楽しい京都です。

Wedding at The Doshisha

LSTウエディングは2009年1月より約5年、同志社大学のウエディングのサポートをさせていただいております。
わたしの父が中学から大学まで同志社に通っていて、

幼い頃、父とサイクリングで同志社の構内を通った記憶がありました。

同志社のご結婚式をサポートさせていただくことになった時に

「何かのご縁かな」と感じました。

【礼拝堂】

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1886年に建てられた礼拝堂はプロテスタントのチャペルでは現存する

日本最古の煉瓦建築で国の重要文化財。永年、同志社中学の毎朝の礼拝が行われ、

卒業生にとっては 思い出の場所。2012年に大規模な改修工事が行われ、

2013年4月よりリニューアルしました。

 

【クラーク記念館】

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1806

同志社創立者・新島襄がこの世を去った後、卒業生たちよって

新島の名を冠した神学館建設のため、募金活動が始まりました。

しかし、寄付金が思うように集まらない中、アメリカのクラーク夫妻が

早世した息子の名前を入れる事を条件に約1万ドルの寄付金が提供。

1893年同志社の5番目の煉瓦建築として誕生しました。

その後、老朽化がすすみましたが回復工事を終え、

2009年、卒業生のために結婚式の場所「人生の門出のすばらしい出発地」として

開放されました。

 

学生時代通っていた、大学のチャペルで挙式ができるなんて、とても素敵ですよね。

礼拝に基づいた同志社大学の挙式は、ほかの場所にはない感動があります。