京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2017月4月の記事 一覧

祇園祭 2017年 神輿渡御

午前の山鉾巡行が終わり、
いよいよ、夕刻より祇園祭のメイン行事、
神幸祭が行われました。

・宮本組神宝奉持列
神輿の出発より先に、
神様のご宝剣をもち御旅所を目指します

・御神輿を先導する「久世稚児」さん

・18時 御神輿出発
中御座【素戔嗚尊(スサノヲノミコト】
東御座【櫛稲田姫命 (クシイナダヒメノミコト)】
西御座【八柱御子神 (ヤハシラノミコガミ)】の神様が
ご鎮座される3基の 御神輿が差し上げられ、
それぞれの氏子区域をまわり、
四条寺町の御旅所を目指します

・西御座の御神輿が御旅所に
到着したのは23時頃

途中、雨が降ってきたのですが、
最後には雨がピタッと止みました。

御神輿は24日まで
御旅所にご鎮座されます。
24日の夕方(環幸祭)にて
八坂さんに戻られます。

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 2017年 山鉾巡行

17日 9時より山鉾巡行が行われました
じっくり見たのは、
小学生以来です。
・くじとらず 長刀鉾(なぎなたほこ)
鉾先の大長刀は疫病邪悪を払うものされ、
毎年、生稚児が乗るのは長刀鉾だけ。

・2番目 占出山(うらでやま)
ご神体・神功皇后は安産の神様として信仰が厚く、
占出山の巡行が早いとその年はお産が軽いといわれています。


今、鉾が通るメイン道りは四条や
河原町道りですが、
昔は寺町を通り、
二階のお家から鉾の方に
接待したと、伺いました。

時代により事情が変わりますが
これからも祇園祭は
ずっと続くのですね。(^-^)

LST西川 徳子

祇園祭 2017年

7月10日の10時、
宮本組により、鴨川からお水が汲み上げられ、
夜には「神輿洗」が行われました。
・「神用水清祓式」四条大橋にて



・神輿洗いが整い、
3基のお神輿が舞殿に並びました

・本日(15日)は、八坂神社境内にて、
お神輿に神様の御霊をお移りいただく
「宵宮祭」が行われます。

 

LSTウエディング 西川 德子

祇園祭 宮本組 2017

祇園祭の「宮本組」
ご存知でしょうか。

 宮本組は1ヶ月行われる、
祇園祭のあらゆる 祭事を執り行う、
総合プロデューサー的な存在です。

7月10日は
祇園祭の中でもたいせつな
神事「神輿洗」が行われます。

・約800年にわたり、
祇園祭を支える宮本組の人々

※画像は本「水の都 京都」よりおかりしました

京都の暑い夏
紋付姿や狩衣、ときには裃姿で
役をお務めになるお姿。

眩しくてなりません(^^)

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭の歴史と行事 2017

夕方になると
四条界隈はお囃子の練習の音が響き、
心が弾みます。

そもそも「祇園祭」とは何なのでしょうか。
祇園祭は疫病退散を祈願した、
祇園御霊会(ごりょうえ)が始まりといわれています。

平安時代、都に疫病が流行り、
これらは怨霊(政治的に失脚し処刑された人の祟り)によるものと
考えられ、それらを祓い清めるために、
当時の日本の国の数である66の鉾を立てて祭りを行い、
神泉苑に神輿を送り、退散したのがはじまりです。

祇園祭は山鉾巡行が有名ですが、
本来はお神輿がメインの神事です。

【祇園祭主な行事】

・7月1日 吉符入

・7月10日 神輿洗
午前に鴨川より汲んだお水で 御神輿を清めます
≪四条大橋にて宮本組によりお水が汲まれます ≫
≪四条鴨川にて≫
御神輿3基の内、
主祭神を奉斎する中御座の神輿が清められます

・10日~14日(前祭)
・18日~21日(後祭)
山・鉾建て
各町内にて山鉾が建てられます

・7月15日  宵宮祭
本殿より3基の神輿に
神様の御霊をお移りいただく儀式です

・7月17日 山鉾巡行・神幸祭(しんこうさい)
午前 山鉾が御神輿の行く道を祓い清めます
八坂神社より、四条寺町の 御旅所まで
御神輿が担がれます

・7月24日  花傘巡行・環幸祭(かんこうさい)
氏子が各地域を練り歩き、
御神輿が八坂神社さんに還っていきます

・7月28日   神輿洗

・7月31日   疫神社夏越祭
1ヶ月にわたる祇園祭最後の神事

御神輿の存在を知らないという方は、
京都にお住いの方でも意外と多いです。

御神輿を知ってこそ、
祇園祭の神髄に触れることができます。
是非、機会あれば皆様もご覧くださいませ。(^^)

LSTウエディング 西川 徳子

 

祇園祭 2017

いよいよ、
1日の吉符入より、祇園祭が始まりました。
1日から31日までの1か月、
様々な神事が執り行われます。

・四条通りの提灯
京都は一気にお祭りムードです


昨年の祇園祭から、
11ヵ月、待ち焦がれていました。

本当に大好きな祇園祭。
今年も私ならではの視点で
お届けしたいと思います(^^)

LSTウエディング  西川 徳子

貴船神社さん

貴船神社さんに、
撮影に参りました。
私は貴船神社さんにお伺いしたのは
約15年振りでした。
奥の宮は、
今回初めて参りました。
行く途中、
かつて紫式部が禊を行ったと
言われる「思い川」や
ご神木がいくつかあり、
日本人が自然に対する崇拝し、
共存していたことを
強く感じました。
・奥の宮までの参道

・杉と楓が長い年月をかけ
一体となった珍しいご神木です

新緑の中、
心地よい川の流れる音、
澄みきった鳥のせせらぎを聞き、
どんどん心が浄化される
感覚を感じました。

またあらためて、
プライベートでも
参りたいです。

この度は貴重な機会を
頂き誠にありがとうございました。

LSTウェディング 西川 徳子

「ヴァン クリーフ&アーペル」京都国立近代美術館

やっと、行けました。
技を極めるヴァン クリーフ&アーペル」展示会。
平日だというのに、
多くの人で賑わっていました。

約270点のヴァンクリーフ&アーぺルの作品と
約70点の日本工芸を見ることができます。

素晴らしい作品の数々。
中にはヴァ二ティケースと、
木工芸家・中川 清司さんとの
コラボの作品も展示されていました。

・会場内には、パリの工房が再現され、
I-PADにて制作風景など見ることができます

展示会を拝見し、
人々に愛される「美」とは
ただ、その様が美しいのではなく、
職人さんの高度な技術が積み重なり、
実用的に使えるものであるという事、
使う人の心に、様々に響くことが、
愛される理由の一つであると、
感じました。

 

・偶然、
パリ展示会でお世話になった
Elodieさんと再会しました!
今回 展示会の企画に携わっておられます

8月まで展示会は開催されます。

 LSTウエディング 西川 徳子

「ヴァン クリーフ&アーペル」京都国立近代美術館

フランスを代表するメゾン
「ヴァン クリーフ&アーペル」のジュエリーと
京都の伝統工芸が京都国立近代美術館にて
紹介されます。

ハイジュエリーの技術と
日本の美しい着物・漆などが
対比展示される展示会。

・4月29日(祝・土)開催

・ヴァン クリーフ&アーペル《二枚の葉のクリップ》
服部 峻昇さん作《玉虫香合 桐文》

両者、
作る過程や技術は違うとも
超絶な技、
職人さんの作品への思いは
重なる事があると思います。

今から見に行くのが
とても楽しみです!

「ヴァン クリーフ&アーペル 京都国立近代美術館」

LST 西川 徳子

美しい京都

やっと、
京都に桜が咲き始めました。

私は祇園白川の桜が

特に好きで、
毎年、人の少ない朝の時間に
見に行きます。


白川や高瀬川、鴨川など
水辺に映る桜が
本当に綺麗です

LST西川 徳子