2017月2月の記事 一覧
祇園祭の歴史と行事 2017
夕方になると
四条界隈はお囃子の練習の音が響き、
心が弾みます。
そもそも「祇園祭」とは何なのでしょうか。
祇園祭は疫病退散を祈願した、
祇園御霊会(ごりょうえ)が始まりといわれています。
平安時代、都に疫病が流行り、
これらは怨霊(政治的に失脚し処刑された人の祟り)によるものと
考えられ、それらを祓い清めるために、
当時の日本の国の数である66の鉾を立てて祭りを行い、
神泉苑に神輿を送り、退散したのがはじまりです。
祇園祭は山鉾巡行が有名ですが、
本来はお神輿がメインの神事です。
【祇園祭主な行事】
・7月1日 吉符入
・7月10日 神輿洗
午前に鴨川より汲んだお水で 御神輿を清めます
≪四条大橋にて宮本組によりお水が汲まれます ≫
≪四条鴨川にて≫
御神輿3基の内、
主祭神を奉斎する中御座の神輿が清められます
・10日~14日(前祭)
・18日~21日(後祭)
山・鉾建て
各町内にて山鉾が建てられます
・7月15日 宵宮祭
本殿より3基の神輿に
神様の御霊をお移りいただく儀式です
・7月17日 山鉾巡行・神幸祭(しんこうさい)
午前 山鉾が御神輿の行く道を祓い清めます
八坂神社より、四条寺町の 御旅所まで
御神輿が担がれます
・7月24日 花傘巡行・環幸祭(かんこうさい)
氏子が各地域を練り歩き、
御神輿が八坂神社さんに還っていきます
・7月28日 神輿洗
・7月31日 疫神社夏越祭
1ヶ月にわたる祇園祭最後の神事
御神輿の存在を知らないという方は、
京都にお住いの方でも意外と多いです。
御神輿を知ってこそ、
祇園祭の神髄に触れることができます。
是非、機会あれば皆様もご覧くださいませ。(^^)
LSTウエディング 西川 徳子
貴船神社さん
貴船神社さんに、
撮影に参りました。
私は貴船神社さんにお伺いしたのは
約15年振りでした。
奥の宮は、
今回初めて参りました。
行く途中、
かつて紫式部が禊を行ったと
言われる「思い川」や
ご神木がいくつかあり、
日本人が自然に対する崇拝し、
共存していたことを
強く感じました。
・奥の宮までの参道
・杉と楓が長い年月をかけ
一体となった珍しいご神木です
新緑の中、
心地よい川の流れる音、
澄みきった鳥のせせらぎを聞き、
どんどん心が浄化される
感覚を感じました。
またあらためて、
プライベートでも
参りたいです。
この度は貴重な機会を
頂き誠にありがとうございました。
LSTウェディング 西川 徳子
「ヴァン クリーフ&アーペル」京都国立近代美術館
やっと、行けました。
「技を極めるヴァン クリーフ&アーペル」展示会。
平日だというのに、
多くの人で賑わっていました。
約270点のヴァンクリーフ&アーぺルの作品と
約70点の日本工芸を見ることができます。
素晴らしい作品の数々。
中にはヴァ二ティケースと、
木工芸家・中川 清司さんとの
コラボの作品も展示されていました。
・会場内には、パリの工房が再現され、
I-PADにて制作風景など見ることができます
展示会を拝見し、
人々に愛される「美」とは
ただ、その様が美しいのではなく、
職人さんの高度な技術が積み重なり、
実用的に使えるものであるという事、
使う人の心に、様々に響くことが、
愛される理由の一つであると、
感じました。
・偶然、
パリ展示会でお世話になった
Elodieさんと再会しました!
今回 展示会の企画に携わっておられます
8月まで展示会は開催されます。
LSTウエディング 西川 徳子
「ヴァン クリーフ&アーペル」京都国立近代美術館
フランスを代表するメゾン
「ヴァン クリーフ&アーペル」のジュエリーと
京都の伝統工芸が京都国立近代美術館にて
紹介されます。
ハイジュエリーの技術と
日本の美しい着物・漆などが
対比展示される展示会。
・4月29日(祝・土)開催
・ヴァン クリーフ&アーペル《二枚の葉のクリップ》
服部 峻昇さん作《玉虫香合 桐文》
両者、
作る過程や技術は違うとも
超絶な技、
職人さんの作品への思いは
重なる事があると思います。
今から見に行くのが
とても楽しみです!
LST 西川 徳子
朝日焼
尊敬しているカメラマンさんに、
「どうやったら良いものを知れますか?」
とお尋ねしたところ、
「たくさんの良いものを見て、触れること、
自然と目あかがつく(目を養える力がつく)」
と教えていただきました。
・京都 朝日焼 茶陶展
教えていただいた翌日、
高島屋さんに茶陶展に行きました。
宇治の土で作られた茶碗は
目に優しい色合いで
手にそっと馴染みそうな、
美しいものばかりでした。
無知ですが、恐れず
視野を深めていきたいと思いました。
Kさん、いつもありがとうございます。
LST 西川 徳子
茶碗の中の宇宙 京都国立近代美術館
遅ればせながら、
京都国立近代美術館に「茶碗の中の宇宙」を
見に行きました。
千 利休に茶碗の作成を依頼された、
初代 長次郎さん。
一子相伝にて約450年前から現在まで
伝統、芸術、こころが樂茶碗の制作に
受け継がれています。
・千 利休
・初代 長次郎さんの茶碗。
手捏ねによる制作。
当時、華やかなものが好まれた時代の中、
「わびさび」を極めた千 利休とのやり取りの中で、
形はシンプルで手のひらに
柔らかにおさまる茶碗が出来上がりました
展示会では、長次郎さんの作品から始まり、
後半は15代当主 樂 吉左衛門さんの
茶碗へと続きます.
中谷美紀さんの美しいナビゲーションを聞きながら、
とても見ごたえのある展示会でした。
最後の作品をみたあと、
もう一度、長次郎さんの作品を見たくなりました.
【東京国立近代美術館 3月14日~5月21日開催】
LST 西川 徳子