京の素敵(京の素敵なモノ・コト)

2015月5月の記事 一覧

祇園祭 神輿洗 2

 10日の夜、八坂さんから3基の代表の
お神輿(中御座)が四条まで担ぎ出され、
朝に清められた神水で神輿洗が行われました。
お神輿に川の神様をお迎えしたのです。

神水を降りかかることにより、
厄除けや病から身を守るといわれています。
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八坂さんに帰ってくる、 「お迎え提灯」のみなさん。
(「お迎え提灯」とは、お神輿を迎えるための提灯の行列を意味します)
7月らしく蒸し暑い1日となった今日、子供たちは本当に頑張られました!
武者姿、着物姿の子供たちがとっても可愛いです。

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神輿洗を終えた、お神輿(中御座)も八坂さんに戻ってきました。
この後、17日の神輿渡御にむけて飾りつけられます。

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画像が見えずらく、申し訳ありません。
少しでも、雰囲気がお伝えできればと思い
お写真をご紹介させていただきました。
これからが本番の祇園祭です!

LSTウエディング 西川 徳子

祇園祭 神輿洗 1

7月10日、祇園祭の大事な神事の一つである、「神輿洗」の準備が始まりました。

「神輿洗」とは17日神幸祭、24日環幸祭の神輿渡御のために御神輿を清める儀式です。

「神用水清祓式」〜鴨川の神様をお迎えします〜
10時、四条鴨川にて、夜の神輿洗に使うお水が
宮本組より汲み上げられます
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儀式中、雅楽が鳴り響き、これが「神事」なんだと実感させられます
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汲み上げられた水が清められます
約30分行われた儀式、見ているだけでも汗ばみました。
紋付姿の宮本組、雅楽の方は相当暑いに違いありません。
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この儀式は本来、ただ神輿を清め祓うのみでなく、

かつて、京都が盆地湿地帯で

鴨川の洪水による疫病を恐れたため、

鴨川の神様を神輿にお招きし、祇園社にお迎えすることにより、

神様にお鎮まりいただくという祈りも込められていたそうです。

本日(10日)は同時に鉾も準備が始まりました。
氏子の人々が神様を歓迎し、通られる道を清める「お迎え提灯」
大松明による「道しらべの儀」、
そして「神輿洗」とつづきます。

本当に多くの人々によって、この祇園祭が支えられているという事を
感じずにはいられない1日です。

LST 西川 徳子

祇園祭 鉾と御神輿

祇園祭では山鉾巡行がとても有名ですが、本来は御神輿が主役。

京都の祭礼では、神輿の行く手を剣鉾(悪霊を沈める祭具)が祓い清め、
そこへ御神輿が巡行するのがならわし。
ですので、山鉾巡行は剣鉾が巨大になった行列で、
御神輿が通る道を清める意味があります。

       ○7月10日  神輿洗(みこしあらい)
17日、24日の神輿渡御のため御神輿を清める儀式

           ○7月17日     山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)
鉾の巡行により、御神輿が通る道を清めます

            神幸祭(しんこうさい)
八坂神社の3人の祭神が御神輿に乗って、氏子町内を渡幸されます
四条御度所にて1週間鎮座されます

       ○7月24日 環幸祭(かんこうさい)
八坂神社の3人の祭神が御神輿に乗って環幸されます

3つの御神輿
中御座 素戔嗚尊 (すさのをのみこと) ・ 東御座 櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
西御座 八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
約1000人の氏子により担がれます 本当に圧巻です(^^)
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長刀鉾
伝統的な装飾が施され、動く美術館と言われています
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当然ながら、昔は、天災や災害が現代のように科学で証明できない時代、
神様の力を信じた時代だったからこそ
人々は悪霊を恐れ、平和に暮らせるよう、祈りを捧げたのです。

1000年以上、八坂神社の氏子組織、関わる人々の奉仕活動にて
儀式が継承されつづけました。
京のまちを思い、平和を祈る心が、
祇園祭を支え続けている理由に、他ならないと思います。

LST 西川 徳子

祇園祭 宮本組

祇園祭の祭事を取り仕切る、
「宮本組」の存在をご存知でしょうか。

明治初頭に、八坂神社の氏子区域全域(旧25学区)からなる組織で、
中でも、宮本組は
神社のお膝元の弥栄地区に代々住まい、
熱心に神社に奉仕していた深いご縁をもつ人々です。

7月10日、祇園祭で重要な神事、「神輿洗」のため

四条大橋の鴨川の水をくみ上げる、宮本組。

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17日、24日に行われる神輿渡御で
勅版(ちょくばん)や武器、楽器の御神宝を持ち御神輿を先頭。
この御神宝を触れるのも運ぶのも、宮本組のみが許されているそうです。

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(平安時代、ご神体と神様が身につける御神宝と御装束は
一緒に巡行していたとう儀式が祇園祭では受け継がれています)

お仕事で尊敬している方が宮本組におられ、歴史を調べていくうちに、
ますます、祇園祭を深く知りたいと思うようになりました。(^-^)

是非とも機会あればご注目くださいませ。

LST 西川 徳子

祇園祭 2015

いよいよ、7月。

京都「祇園祭」が始まりました。

1日の「吉符入り」から31日の「疫神社夏越祭」の1ヶ月間、
さまざまな神事、行事が執り行われます。

〜祇園祭〜

貞観11年(869)に京の都をはじめ全国に流行した疫病をおさめるため、
広大な神泉苑に、当時の66ヶ国にちなんで、
66本の鉾を立て祇園の神を祀り、御神輿を送ったことがはじまりです。
以来、1000年にも渡り、京の人々が守り続けています。
(当時の神泉苑は今現在のものより、かなり大きかったそうです)
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御神輿、鉾、子供の頃から、大好きな祇園祭。
祇園祭の素敵を皆様にこれから1ヶ月お届けいたします(^ー^)

LST 西川 徳子

京都ネーゼ

5年以上ぶりに来させていただいた、
「京都ネーゼ」さん。

やっと、やっと行けました!
本当に美味しかった!(^ー^)

カウンターとテーブル計16席のお店は
すぐに満員になってしまうほど、人気のお店です。

会話の中で、さりげなく好みを聞き出してくださり、
さらっとお料理をご提案くださるシェフ。

あっさりといただける、「蛤と夏野菜のパスタ」
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濃厚!「ゴルゴンゾーラのパスタ」

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新鮮な素材、確かな技術と味。
次回もカウンター席で楽しみたいです。

LST 西川 徳子

清水寺さん

今朝は清水寺さんへ参りました。

本日28日は、清水寺開創の起源である「音羽の滝」の

ご本尊の不動明王の縁日です。

朝7時より僧侶がそろい、読経が行われました。

【清水寺 本堂の舞台】
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【音羽の滝】
創建以来、一度も枯れる事がない、清泉。
開山 延鎮上人(えんちんしょうにん)と開基 行叡居士(ぎょうえいこじ)が出会った
清水寺起源の場。
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朝6時からろうそくをお供えされ、7時から読経が行われます
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早朝にも関わらず、たくさんの参拝者がおられました。

私も清々しい朝を迎える事ができました(^^)

LST 西川 徳子

紫陽花

御池通で美しく咲いている紫陽花。

とても綺麗ですね。

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いつも、手入れしてくださってる方のお陰です。

梅雨を越したら、いよいよ京都の夏。

7月は「祇園祭」。

今からワクワクしています(^^)

LST 西川 徳子

楽しき 愛しき お誂え

京都の憧れの方、
永松仁美さんの催事が梅田にて開催されています。

古いもの、新しいもの、異素材のもので組み合わされた、
素敵な「お誂え」の空間がそこにはありました。

・京都の老舗から若手職人さんによる、陶芸品、和菓子など。
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・暮らしに寄り添う、モダンなアイテムがいっぱい!

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・鍵善さんの「水無瀬」
この催事に特別に誂えられた、涼しそうなお菓子
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約30年前に永松さんのお父様が永松さんのために、誂えられた
ドールハウスも拝見出来、感動いたしました。

「お誂え」の意味のひとつに、その技術はもちろん、
「使う人の事を心底思って、つくること」なんだなって、
しみじみ、感じました。

・阪急梅田で6月9日まで開催されています。
皆さまも機会あれば、是非、いってみてくださいね。(^ー^)

LST 西川 徳子

先斗町 ますださん

久しぶりに、先斗町「ますだ」さんに参りました。
京の家庭で親しまれている、季節のおばんざいをいただけるお店。

「おばんざい」
旬のおばんざいがならびます
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「茄子の田楽」
ちょうどいいお茄子の油と、お味噌の甘みが最高です
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「ぐじ(甘鯛)」
ぐじのパリッと香ばしい皮と、ふわっとほころぶ身が何ともいえません!
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こちらのご主人は京都を代表する茶懐石の料亭で修行をされていました。
食材へのこだわりや、料理技術はもちろんのこと、
お店の気取らない雰囲気や、女将さんのお人柄でほっとする場所。

大好きなお店です。

      「ますだ」さん 京都市中京区先斗町四条上ル下樵木町200

LST 西川 徳子