上賀茂神社 式年遷宮
上賀茂神社さんにて、式年遷宮が行われています。
1036年に後一条天皇が、21年ごとに行うと定め、今回が第42回目です。
「式年遷宮」とは定められた年に社殿を新しくし、神様にお遷りいただく祭儀です。
上賀茂神社さんでは、ほとんどの建物が国宝のため、
主に社殿の修理・修復、建具・金具の補修などの作業がメインです。
15日(木)、屋根の檜皮(ひわだ)を葺きかえのため、
権殿(ごんでん)に仮住まいされていた
御神霊を修復された本殿へ戻す神事「正遷宮」(しょうせんぐん)が
執り行われました。
■約30分間、すべての灯りが消され、儀式が行われました
(お写真:毎日新聞さんより参照させていただきました)
日本では「式年遷宮」により
長い歴史の中、神社が清く保たれてきました。
修復を行うための、技術の継承、
神様を敬い、身近に感じる思いが
これからも永遠に日本人の心に生き続けると思います。
上賀茂神社さんでは、11月29日まで奉祝行事がつづきます。
清らかな空気が満ち溢れる境内の中、
是非、皆様も体験してみてください(^-^)
LST 西川 徳子